何一つ誇るものがない

人生のアンチパターン

モテるギタリスト女子力を磨くための4つの心得

こんにちは、ギタリストマネジメントを専攻しているマーティ・フリードマン嬢です。
私は学歴も知識もありませんしブスですが、ギターに関してはプロフェッショナル。
今回は、モテるギタリスト女子力を磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。

1. あえて2〜3万円代のギターを飲み会に持っていく
あえて2〜3万円代のギターを使うようにしましょう。
そして飲み会の場で好みの男がいたら話しかけ、わざとらしくギターを出していじってみましょう。
そして「あ〜ん! このギター本当にマジでチョームカつくんですけどぉぉお〜!」と言って、男に「どうしたの?」と言わせましょう。
言わせたらもう大成功。「ギターとか詳しくなくてぇ〜! ずっとコレ使ってるんですけどぉ〜! 使いにくいんですぅ〜! ぷんぷくり〜ん(怒)」と言いましょう。
だいたいの男は高いギターを持ちたがる習性があるので、安かったとしても10万円代のギターを使っているはずです。

そこで男が「高いギターにしないの?」と言ってくるはず(言ってこない空気が読めない男はその時点でガン無視OK)。
そう言われたらあなたは「なんかなんかぁ〜! 最近じぶそんのれすぱうるが人気なんでしょー!? あれってどうなんですかぁ? 高いの欲しいんですけどわかんなぁぁああい!! 私かわいそーなコ★」と返します。
すると男は「ギブソンレスポールでしょ?本当に良くわからないみたいだね。どんなのが欲しいの?」という話になって、次の休みの日にふたりでケータイ選びのデートに行けるというわけです。
あなたの女子力が高ければ、男がPRS private stockを買ってくれるかも!? 

2. 椎名林檎を真似るとモテる
「ぅるぁぁぁ!」とかギターを掻き毟るように弾くなどを表現する椎名林檎を真似ると、バンドメンバーの男性は「普段はこの子カワイイなぁ」や「(精神的に)支えてあげたいかも」と思ってくれます。
練習スタジオでは日常よりもギャップが増幅されて相手に伝わるので 椎名林檎のマネを多用することによって、男性はあなたを普段は可憐で女の子らしいと勘違いしてくれるのです。そういうキャラクターにするとほぼ絶対に同性に嫌われますが気にしないようにしましょう。

3. とりあえず男には「えー! なにそれ!?  知りたい知りたーい♪」と言っておく
スタジオ練習終わりの飲み会などで男が女性に話すことといえば速弾きやマイナーなバンドの話ばかり。
よって、女性にとってどうでもいい話ばかりです。
でもそこで適当に「へぇーそうなんですかぁ〜?」とか「よくわかんないですけどすごいんですねぇ」と返してしまうと、さすがの男も「この女ダメだな」と気がついてしまいます。
ダメ女だとバレたら終わりです。そこは無意味にテンションをあげて、「えー! なにそれ!?  知りたい知りたーい♪」と言っておくのが正解。たとえ興味がない話題でも、テンションと積極性でその場を乗り切りましょう。
積極的に話を聞いてくれる女性に男は弱いのです。

いろいろと話を聞いたあと、「ジミーペイジはRed Zeppelinで、リッチー・ブラックモアDeep Purpleなんですね! 覚えたぞぉ! メモメモ!」とコメントすればパーフェクト。
続けて左右交互にカスタネットを叩くふりをしながら「うんたんうんたん♪ うんたんうんたん♪」と言って、「どうしたの?」と男に言わせるのもアリ。
そこで「私のMTRに録音しているのでありますっ☆」と言えばギタリスト女子力アップ! そこでまた男は「この子おもしろくてカワイイかも!?」と思ってくれます。
私は学歴も知識もありませんしブスですが、こういうテクニックを使えば知識がない私のようなバカ女のほうがモテたりするのです。男は優越感に浸りたいですからね。

4. ライブではお酒が飲めない女をアピールせよ
ライブハウスに客が入ったら、真っ先にアルコールの入ったドリンクを探して「あーん! 私これ飲めないんですよねぇ〜(悲)」と言いましょう。
するとほぼ100パーセント「どうして? 嫌いなの?」と聞かれるので、「嫌いじゃないし飲みたいけど飲めないんですっ><」と返答しましょう。
ここでまた100パーセント「嫌いじゃないのにどうして飲めないの?」と聞かれるので、うつむいて3〜5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。
「……だって、……だって、お酒飲んじゃったら酔っ払ってギターが弾けなくなっちゃうじゃないですかぁっ! ギターかわいそうですぅ! まだ本番始まってもいないのにぃぃ〜(悲)。ピロピロとすら弾けないんですよ……」と身を震わせて言うのです。


その瞬間、あなたの女子力がアップします。きっと男は「なんて平沢唯のようなコなんだろう! 絶対にゲットしてやるぞ! コイツは俺の女だ!」と心のなかで誓い、あなたに惚れ込むはずです。
意中の男と付き合うことになったら、そんなことは忘れて好きなだけお酒を飲んで大丈夫です。「飲めないんじゃなかったっけ?」と言われたら「大丈夫になった」とか「慣れた」、「むしろ飲まないと弾けない」と言っておけばOKです。